
AVID TECHNOLOGY
MOTION CONTROL
ダンシング等でサスペンションの無駄な動きを抑えるロックアウト機構。しかし、従来のロックアウトは完全に動かなくなってしまうものばかりで、路面からの衝撃は体に伝わりコントロール性と体力を消耗するばかりでした。それを解決したのがROCKSHOXのモーションコントロール(RLT/RLモデル)です。上り坂のダンシングなどで気にならない程度に僅かに動き、ロックアウト中も細かい衝撃を吸収。また過度な衝撃があった時にはロックアウトが解除される機能まで付いているのです。
2012モデルはそのモーションコントロールをさらに進化させたモーションコントロールDNA(RCT3モデル)をSIDとREVERATIONに搭載。ロックアウトとは別回路でのコンプレッション調整が追加され、優れた衝撃吸収性能を持つうえ、重量もさらに軽くなりました。
ダンパーシステム
モデル名 | 機能名 | 機能詳細 |
---|---|---|
R | リバウンド調整機能 | サスペンションが縮んだ後の戻るスピードをダイヤルで調整できます。 |
L | ロックアウト機能(モーションコントロール) | 簡単なレバー操作でサスペンションを動きにくい状態にし、ペダリングロスを抑えます。 主に登り路面のダンシング等で有効な機能です。 |
T | スレッシュホールド | ダイヤル操作でロックアウトを解除するタイミング(ロックアウトの硬さ調整)が調整可能です。 |
T3 | スレッシュホールド3ポジション切替 | スレッシュホールドを3ポジション(フリー、ミディアム、ロックアウト)で調整可能です。 新たに発売されたRCT3モデルに採用された機能で、RCT3モデルはクロスカントリー ~ オールマウンテン用フォークに採用されるダンパーで最も高機能なダンパーとなっています。 |
C | コンプレッション調整 | サスペンションの縮むスピード(縮みやすさ)を調整します。 |
C2 | ハイ/ロー スピード コンプレッション調整機能 | コンプレッション調整をロースピード(縮む速度が遅い時)とハイスピード(縮む速度が速い時)でそれぞれ独立調整可能です。 ストロークが長いフリーライド ~ ダウンヒルモデルに採用され、それぞれの調整により優れた衝撃吸収力を発揮します。 |
TK | ターンキー ロックアウト機能 | ロックショックスのロックアウトシステム中最もシンプルなロックアウトシステム。 シンプルでトラブルが出にくい構造です。 |
DH | ディーエイチ | TOTEMに採用されるRC2DH。通常のRC2ダンパーよりも、よりDH(ダウンヒル)向けに調整され衝撃吸収に優れたダンパーです。 |
World Cup | ワールドカップ | それぞれのカテゴリーの最高級機能を盛り込んだ最速仕様です。 SIDとREVERATIONはカーボンクラウンクラウン&ステアラー+RCT3ダンパー(XXシリーズはX LOC)。 BOXXERはR2C2ダンパー+ソロエアースプリングの組合せになります。 その名の通り、ワールドカップレーサーと同等仕様の商品になります。 |
スプリングシステム
モデル名 | 特徴 |
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Coil | 最もポピュラーな金属コイル(一般的なバネ)によるスプリングシステム。スムースで自然な動きを持ちメンテナンス性に優れます。 |
U-Turn | フォーククラウン上部のダイヤルを回す事により無段階で45mmのストローク変更が可能なコイルスプリングモデル。 |
Dual Position Coil | フォーククラウン上部のダイヤル操作で、ストロークを2段階調整可能なコイルスプリングモデル。 |
Solo Air | 軽量でシンプルな調整のエアースプリングモデル。 1ヶ所のバルブからの空気圧調整で、ポジティブエアー(サスペンションを伸ばす空気)とネガティブエアー(サスペンションを縮ませる空気)を自動で同圧にセットするため簡単なセットアップが可能です。 |
Dual Air | 様々なセッティングが可能な軽量エアースプリングモデル。 ポジティブエアー(サスペンションを伸ばす空気)とネガティブエアー(サスペンションを縮ませる空気)をそれぞれ独立調整可能で、幅広いセッティングが可能です。 |
Dual Position Air | コンプレッション調整をロースピード(縮む速度が遅い時)とハイスピード(縮む速度が速い時)でそれぞれ独立調整可能です。 ストロークが長いフリーライド ~ ダウンヒルモデルに採用され、それぞれの調整により優れた衝撃吸収力を発揮します。 |